合縁奇縁

個人的記録。

今を生きるということ

去年から、ある種の『達観』とでも云う胸中になっている面がある。

過ぎたことは仕方ない。

その『仕方ない』とは決して後ろ向きな意味合いではなく

前向きな捉え方で、過去との決別を指す。

過去は変えられない、皆それは理解している。

が、人はその過去の出来事や気持ちを引きずりやすく脆い。

トラウマであったり、過去の忌まわしき記憶・経験が

現在の自分に影を落とす事もあるだろう。

 

私は思う、過去なんて、過ぎたことなんて、考えても仕方ない。

それらがどんなに悲惨な事、悲劇的な事、憎悪沸く事、どんな事でもだ。

勿論、プラスな過去に拘るのも同義である。

過去にどんなに良いことがあったとしても、それに固執し続けるのは違う。

 

どんな経過・過程・経験があったとしてもそれは『過去』

終わったことなのです。

大事なのは『今を生きること』

今この瞬間を大切にすること。

私たちは、過去を生きることも、未来を生きることもできない。

今、まさにこの瞬間を生きることしかできない。

その積み重ねが未来であり、その過程がやがて過去となる。

 

過去の素晴らしい記憶、過去の悲劇的な記憶。

その出来事があった瞬間から学びを得て、それを今に生かす。

過ぎたことを、ただ終わったことと解釈するのは違う。

その出来事から『学び』を得ることが大事。

どんな些細な気づきや変化でもいい。

それを積み重ねていくことで、自然と未来が創られていく。

 

去年から、過ぎ去ったことに対して一喜一憂することを私はしなくなった。

しなくなったというより、フラットに受け止めることが出来るようになった?

というべきかな。

ただただ『そうだねぇ』と穏やかな心で受容すること。

そうだな、どんな気持ちも『昇華させることが出来るようになった』って感じ。

とても穏やかですよ、感情に振り回されずに心を保てるから。

もちろん、そうできない時もまだまだありますけどね・・

それでも意識的に、そういう自分で過ごせるように心がけてきて

そう変化してこれています。

 

すべてを受け入れるということ。

 

もっともっと、そう在れる人になっていきたいですね。